ふるさと納税の用途として、待機児童問題を解消する公約を掲げれば良いのでは

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江東区
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ふるさと納税のせいで、東京23区の税収が落ちて困っているようです。<ふるさと納税>返礼品競争過熱 困った目玉なし東京23区

少なくともふるさと納税の208億円が、地方に納められるとのことです。

 

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ふるさと納税は地元への還元のため

ふるさと納税の本来の意味は、都会と田舎の税収バランスを是正するためです。

 

地方で育った学校や公共サービスを維持するための税を納めていない子供が、都会に行き働きだして税を納められるようになったら、その時に住んでいる区、市に税を納めます。この方式ですと地方には一切、税が入りません。子供を育てる時に使った税金がペイされないのです。ふるさと納税は、この格差を減らそう、という理念の元に作られた国の制度です。

 

 

地方の自治体が特産品を用意して寄付を呼び込み合う中、目を引く産物に乏しい23区は、止まらない税流出に頭を抱えている。

このような意見はもっともです。ただ、ふるさと納税という制度が作られると、その分の税流出があって、都会の税収は減る、ということはわかっていたはずです。税流出は、ふるさと納税の目的である、ふるさと(地方)に還元する、ということは達成しています。

 

この記事にあるように、目をひく産物に乏しいと言い切ってしまうのもどうかと思います。23区にも魅力的な産物はたくさんあります。江戸漆器、江戸硝子、等々。牛がお礼として強力すぎる、と文句を言うだけではなく、東京の良いものを探して返礼品にしてはどうでしょうか。

 

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ふるさと納税の意義

ふるさと納税には三つの大きな意義があります。

第一に、納税者が寄附先を選択する制度であり、選択するからこそ、その使われ方を考えるきっかけとなる制度であること。 それは、税に対する意識が高まり、納税の大切さを自分ごととしてとらえる貴重な機会になります。

第二に、生まれ故郷はもちろん、お世話になった地域に、これから応援したい地域へも力になれる制度であること。 それは、人を育て、自然を守る、地方の環境を育む支援になります。

第三に、自治体が国民に取組をアピールすることでふるさと納税を呼びかけ、自治体間の競争が進むこと。 それは、選んでもらうに相応しい、地域のあり方をあらためて考えるきっかけへとつながります。

 

区は何も考えずに徴収できていた住民税の一部が、知恵を絞らないと徴収できなくなりつつあります。これは、ふるさと納税によってわたしたち国民が啓蒙され、税の使われかたを考えてきているということです。これはわたしたちにとってプラスの面でしょう。区にとっては国民に知恵をつけてもらっては困る、ということになるのでしょうが。

 

国民は、必ずしも返礼品だけで動いているわけではありません。寄付のありかたとして、ふるさと納税で寄付をするという動きもみられます。

熊本地震ふるさと納税、熊本へ30億円

 

 

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江東区、23区には魅力的なまちづくりをして欲しい

区には応援したい地域であること、そしてふるさと納税ではこんなことをします、と取り組みをアピールしていってもらいたいものです。返礼品の牛には敵わない、とサジを投げるのではなく、牛よりも応援してもらえる地域作りを目指していって貰えれば、ふるさと納税分の税も取り返せるのではないでしょうか。

 

うちには待機児童のこどもがいるので、個人的には待機児童問題に振り分けます宣言をしてもらいたいですね。

 

魅力的になりすぎて区の税収がふるさと納税以前に戻ってしまうと、地方への税が減ってしまうので、ふるさと納税の意義が失われてしまうので、若干魅力的でよいです。

 

ふるさと納税はこちらからが簡単です。