少し古いですが、2016年9月8日にこんな記事がありました。江東区に住んでいる身から考えると嬉しい限りです。
東京都は8日、小池百合子知事の指示を受け、8000人を超える都内の待機児童問題解消を目指し、今年度中に新たに5000人分の保育サービスの定員を拡大する。今年4月現在の都内の待機児童は8466人で、前年同時期より652人増えた。待機児童に含まれない「隠れ待機児童」も、都内に1万8000人以上いる。
8000人を超える待機児童問題なのですが、現行の待機児童のカウント方法では待機児童にカウントされない児童が倍います。待機児童とは「調査日時点において、入所申込が提出されており、入所要件に該当しているが、入所していないものを把握すること。」(厚生労働省による待機児童の定義)です。小池知事はなので、5000人と言わずに1万8000人増やしてもらいたいものです。
江東区の待機児童数は全国16位
厚生労働省の資料によると2016年4月1日現在、江東区の待機児童数は277人で、全国で16位です。東京都だけでいうと上から9位です。(資料5) 待機児童数50人以上の市区町村
東京都の市区だけを抜粋しました。
1位 世田谷区 1198人
5位 江戸川区 397人
6位 板橋区 376人
10位 渋谷区 315人
11位 足立区 306人
12位 目黒区 299人
13位 府中市 296人
15位 調布市 289人
16位 江東区 277人
江戸川区は乳児養育手当(ゼロ歳児)として月に13,000円貰えたり、子育てに強い区の印象なのですが、待機児童は東京では堂々の2位です。これは子育てに強い区として認識されてから、多くの家族が江戸川区に押し寄せた結果なのですかね。意外なのが東京都以外に2位の岡山県や3位の沖縄県、待機児童がいなさそうな県でも待機児童数が多いことです。
今回の保育店員5000人拡大では、区ごとの割り当ては言及されていません。江東区の待機児童277人がどれだけ解消されるかわかりませんが、見守っていきます。
江東区の「保活」をどうやって攻略するか
全国で待機児童数が16位の東京都で、どのように保活をしていくのか悩まされます。ただ、保活に向けてできることって限られています。
ネットでは、足繁く行きたい保育園に顔を出すことで内定を得られた、市役所の担当者に顔を売って内定を得られた、という話があります。が、これは江東区は否定しています。個人的には無いと思っています。内定を得られた人は他の人よりも点数が高かったから。接戦になれば、最後は納税額の多寡で勝負がつきます。納税額まで全く一緒というのは早々ないので、ここで勝負がつくのではないでしょうか。
なので私なりの江東区の保活の攻略の仕方は無いです。普通に申請して通るか、通らないか。通らなかった場合はその時に考えます。
(追記)
我が家は待機児童になってしまいました。対策を考えなくては。